代表者挨拶

私共の会社は昭和21年に媚山清が創業し、昭和26年6月14日に設立となりました。
私の代で5代目となります、長きに渡り継続出来ておりますのはお取引先の企業様、地域の皆様のご協力あっての賜物に他なりません。
心より感謝申し上げます。

私は2005年2月に入社し、3年間の工場勤務、5年間の工務部門および図面部門、これらの部門と並行し12年間の工場工程管理を行って参りました。
始めの頃は後を継ぐという自覚はなく、目の前の仕事をこなすだけの日々を送り、今にして思うとどこか気持ちの重心が会社にない期間が長かったように思います。 きっかけとなる出来事があった訳ではありませんが、5年、10年、15年と過ごす中で、一緒に仕事をする人達の先頭に立つ場面を想像する事が次第に増え、先導する立場の者が無責任な気持ちのままでは、元々「人生の2/3は仕事」と考えていた私にとって、その人達の人生に対してとても失礼なのではないか、せめても自分自身は全力で取り組むべきではないかと考えるようになり今に至ります。
この先の結果がどのようになるか正直分かりませんが、日々反省と成長を繰り返し精進していく所存です。

先々代より続く経営方針として、
「人の道」を経営の最優先とする。
全勝は要らない!全勝を狙うと無理を生み、人の恨みを買う
勝率は低くても良い、地味で確実な前進を!
人は窓口の社員を通じて、その会社を判断する。
どの社員も会社の顔であることを自覚する。
とあります。
この言葉の一部を私なり解釈し、どのように取り組んで行くべきか考えました。

お客様よりいただいたお仕事に対して、ご要望いただいた内容にどれだけ真摯に向き合うかが重要だと考えております。 これには会社全体が共通認識を持ち、社員が一丸となって取り組まなければなりません。

私共の会社は「鉄を切って、組立てし、溶接したものを現場へ納める製造工場」です。 ライン生産である為、スムーズで無理のない工程管理、前後作業に対する配慮や気遣い、周りの人の安全に留意した注意力、必要な情報をきちんと共有できる環境整備、これらを日々醸成しそれを軸とした「お客様の痒い所に手が届く」思いやりある会社、地元地域の発展に貢献できる会社づくりを目指しております。

媚山将平

代表取締役 媚山 将平